宝飾品製造小売業の
特別清算における在庫評価
✔︎ 宝飾品製造小売業(売上規模:数十億円)の特別清算申請
✔︎ 当事者の代理人弁護士は、事業・不動産・在庫を第三者へ売却希望
✔︎ 依頼者:動産担保権者A銀行 → 依頼者の目的:担保物である在庫の価値(評価額:売却見込み額)の把握
✔︎ 対象資産:倉庫、店舗の在庫(簿価:数億円)
・BBJが算出する評価額をもとに、第三者への動産売却価格が妥当であるかを判断。
・第三者への動産売却によるABL融資の回収。
・代理人弁護士から提出された在庫データの分析及び、現地での現物確認作業。
・対象資産の簿価、売価、粗利、回転率、滞留期間、業界内での当事者立ち位置、現物とデータとの乖離等、詳細を把握し、評価額(リクイデーションバリュー)を算出。
・評価額とともに現地の状況等を事細かにレポートアウト。
・第三者が提示してきた在庫買取価格(事業継続前提)と、BBJが算出した評価額(リクイデーションバリュー)を比較し、事業継続前提の価格がリクイデーションバリューよりも高額であるという合理的な判断となる。
食品製造業の民事再生
における在庫評価
✔︎ 食品製造業(売上規模:数十億円)が民事再生法の適用を申請
✔︎ 依頼者:動産担保権者A銀行 → 依頼者の目的:担保物である在庫の価値(評価額:売却見込み額)の把握
✔︎ 対象資産:倉庫の在庫(簿価:数十億円)
▪️ BBJが算出する評価額をもとに、再生計画内における在庫売却及びA銀行への返済計画の妥当性を判断。
▪️ 再生期間中、A銀行と当社は「在庫売却価格の●%を返済原資とする」事で合意。
▪️ 申請代理人弁護士から提出された在庫データの分析及び、現地での現物確認作業。
▪️ 対象資産の簿価、売価、粗利、回転率、滞留期間、業界内での当事者立ち位置、現物とデータとの乖離等、詳細を把握し、評価額(リクイデーションバリュー)を算出。
▪️ 評価額とともに現地の状況等を事細かにレポートアウト。
▪️ 依頼者は、担保実行によるABL融資回収よりも、再生期間中、当社の通常商流下における在庫販売で生み出されるキャッシュによる回収の方が有益と判断し、再生計画を受託する。
非鉄スクラップ業の破産手続き
開始決定における在庫・
機械設備・重機類等の資産流動化
✔︎ 非鉄スクラップ業(売上規模:数十億円)が破産手続き開始決定
✔︎ 依頼者1:破産管財人 → 依頼者の目的:破産財団の増殖 / 資産の完全処分
✔︎ 依頼人2:動産担保権者A銀行 → 依頼者の目的:担保売却によるABL融資の回収
✔︎ 対象資産:日本国内複数拠点に保管されているスクラップ等(およそ数百トン)
▪️ 合計売却額(回収、及び、財団増殖(配当の原資)):数億円
▪️ 早期処分による負担コスト(ヤード費用等)の削減(財団の増殖に寄与)
▪️ 依頼者1,2所有の在庫を同時に売却する事が、スケールメリットを活かした換価額最大化につながることを提案、実行。
▪️ 専門チームにより、担保物と非担保物を明確に区分し、売却する事で複数登場する権利者毎の回収金額を明確にする。
▪️ スタート時、在庫の情報は皆無に等しく、スクラップ類は一見での種類の判別、価値の判断、重量を明確にする事が非常に困難である為、BBJは種類別の入札単位を設定し、買付金額単価(kg単価)を提示させる入札方法を選択した。
▪️ 入札単位の設定による売却額の最大化を図った上で、売却先の選定~入札会の実施~契約締結~引渡完了までコントロール。
アパレル卸・小売業の廃業支援
に伴う在庫・資産流動化
✔︎ アパレル卸小売業(売上規模:数十億円)の後継者不足による廃業
✔︎ 投資ファンドが廃業支援業務として、当企業を買収。Bad事業(滞留在庫、不採算店舗)の換価プレイヤーとしてBBJを専任。
✔︎ 依頼者:投資ファンド → 依頼者の目的:在庫換価におけるキャッシュ増 / 早期換価による負担コスト(人件費、賃料等)の削減
✔︎ 対象資産:ミセスアパレル・雑貨(およそ数十万点)
▪️ 合計売却額:数千万円
▪️ Bad事業の完全処理後、当該企業従業員によるMBO(Management Buyout)実施。依頼者としてもプロジェクト期間約1年間で、手離れ良く終了。
▪️ 高単価での換価を実行するため、全国十数店舗での閉店セール実行による小売換価。
▪️ 店舗の販売キャパシティ及び、滞留在庫の詳細分析により店舗の販売、物流オペレーション計画を立案・実施。
▪️ 館との交渉・調整~販売・店舗コントロールまで全てのオペレーション管理を実施。
▪️ 事業のGood(黒字店舗)/Bad(赤字店舗)選別を行い、数少ない経営資源(本部スタッフ等)がGood事業に専念、Bad事業を外部に委託出来た事により、企業としての健全化が図られた(選択と集中)。
バック雑貨小売業の破産手続き
開始決定における在庫買取
✔︎ ブランドバッグ、財布、等雑貨類小売業(売上規模:数十億円)が破産手続き開始決定
✔︎ 依頼者:破産管財人 → 依頼者の目的:破産財団の増殖 / 当該事案の早期終了
✔︎ 対象資産:日本国内複数店舗に保管されているブランドバッグ、財布、等雑貨類(およそ数千点)
▪️ BBJによる一括買取
▪️ 早期処分による負担コスト(店舗家賃等)の削減(財団の増殖に寄与)
▪️ 破産手続き開始決定時、対象資産の全容は不明(棚卸が不明瞭、どこになにがどれぐらいあるか不明)。
▪️ 依頼者は、現状有姿による全在庫の入札卸売を実施。BBJが最高値で落札。
▪️ BBJは在庫買取後、店舗が入居している各館と、「閉店セール実施」の交渉後、厳選された店舗に在庫を集約、小売りによる換価を実施。
▪️ 財団としては、手離れ良く早期に財団増殖し、館としては、一度閉鎖された店舗を「閉店セール」という形態で期間限定再OPENさせ、BBJから家賃収入を得る事が出来た。
※BBJは閉店セールが実施できると想定し、他の卸売業者(バッタ屋等)よりも、高い価格(公正な価格)で在庫を買い取る事が出来た。
畜産業の民事再生における
機械設備評価(清算BS)
✔︎ 畜産業(売上規模:数億円)が民事再生法の適用を申請
✔︎ 申立代理人弁護士は、取引先と協力をしながら、自力での収益弁済を計画
✔︎ 依頼者:申請代理人弁護士 → 依頼者の目的:当社所有資産(機械設備、重機)の価値の把握
✔︎ 対象資産:ヤード内の機械設備、車両、重機等(取得価格:数十億円)
▪️ 依頼者と、各担保権者(金融機関)及びリース会社は、 BBJが算出する評価額をもとに、返済計画等の妥当性を協議。
▪️ 各金融機関及びリース会社と依頼者の間で、返済、再生計画が合意、再生手続き開始決定受ける。
▪️ 対象資産専門チームを立ち上げ、現地でのリスティング作業
▪️ 対象資産の海外/日本国内の取引事例、特徴、保管場所、購入時期、購入価格、仕入先、劣化具合、メンテナンス具合等及び、当該事業の事業性、同業界動向、同業他社の状況等、様々な要素を総合的に組み合わせ、評価額を算出。
▪️ 評価額とともに現地の状況等を事細かにレポートアウト。
▪️ BBJの評価額をフェアネスオピニオンとして各金融機関へ説明する事で、依頼人の現実的且つ公正公平な返済、再生計画作成の一助となった。
M&Aにおける在庫評価
✔︎ 小売業(売上規模:数十億円)を対象にファンドがM&Aで買収を検討
✔︎ 依頼者:ファンド → 依頼者の目的:対象企業が保有する在庫の価値(評価額:売却見込み額)の把握
✔︎ 対象資産:店舗在庫(簿価:数十億円)
▪️ 依頼者はBBJが算出する評価額をもとに、在庫価値を把握、買収金額を検討。
▪️ 対象会社から提出された在庫データの分析及び、現地での現物確認作業。
▪️ 対象資産の簿価、売価、粗利、回転率、滞留期間、業界内での当事者立ち位置、現物とデータとの乖離等、詳細を把握し、評価額(リクイデーションバリュー)を算出。
▪️ 評価額とともに現地の状況等を事細かにレポートアウト。
▪️ 依頼者は、BBJ評価額をフェアネスオピニオンとし、対象企業との交渉に使用。
シローン組成時における
在庫評価(ABL)
✔︎ 小売業(売上規模:数十億円)を対象に複数金融機関がシローンを組成検討。
✔︎ 依頼者:某金融機関 → 依頼者の目的:対象企業が保有する在庫評価及び在庫の実態把握
✔︎ 対象資産:店舗在庫(簿価:十数億円)
▪️ BBJが評価を実施し、評価レポートを基に金融機関が在庫内容/バリューを把握、シローン組成の一助となる。
▪️ 対象会社から提出された在庫データの分析及び、現地でのサンプルチェック確認作業。
▪️ 対象資産の簿価、売価、粗利、回転率、滞留期間、業界内での当事者立ち位置、現物とデータとの乖離等、詳細を把握し、評価額を算出。
▪️ 評価額とともに現地の状況等を事細かにレポートアウト。
▪️ 依頼者は、BBJの評価レポート、評価額を元にABLを実施。
▪️ 対象企業は、BBJの在庫分析により、販売方法、在庫保管方法等再検討。
小売業の事業再生に
おける在庫評価(清算BS)
✔︎ 小売業(売上規模:数十億円)に公的再生支援機関が介入、事業再生計画を検討。
✔︎ 依頼者:対象会社、弁護士 → 依頼者の目的:在庫価値の実態把握及び清算BSの根拠
✔︎ 対象資産:全国にまたがる店舗及び倉庫内にある在庫
▪️ 依頼者と金融機関は、 BBJが算出する評価額をもとに、返済計画等の妥当性を協議。
▪️ 対象会社から提出された在庫データの分析及び、現地でのサンプルチェック確認作業。
▪️ 対象資産の簿価、売価、粗利、回転率、滞留期間、業界内での当事者立ち位置、現物とデータとの乖離等、詳細を把握し、評価額を算出。
▪️ 算出した評価額:通常処分価値(Orderly Liquidation Value)及び、強制処分価値(Forced Liquidation Value)
▪️ 評価額とともに現地の状況等を事細かにレポートアウト、バンクミーティングに参加。
▪️ BBJの評価額をフェアネスオピニオンとして各金融機関へ説明する事で、依頼人の現実的且つ公正公平な返済、再生計画作成の一助となった。
OTHER CASE
美術品
法人が所有している美術品は、購入時の価格でバランスシート上資産計上されている事が多くあります。美術品は、作家・作品等の特徴により、市場取引価格は大きく変動していきます。
弊社の評価額を使用した、資産計上の見直しをされる場合や、実際に売却を実行されるケースがございます。
上場企業が所有する
美術品評価(実態把握)
✔︎ 某金融機関より、「クライアントが所有する美術品の評価」の相談。
✔︎ 依頼者:美術品所有法人 → 依頼者の目的:実態把握
✔︎ 対象資産:応接室等に展示されている絵画や陶器類(取得価格:数千万円)
▪️ 美術品の専門チームを立ち上げ、現地でのリスティング作業
▪️ 美術品の海外/日本国内の取引事例、作家、作品特徴、購入時期、劣化具合等様々な要素を総合的に組み合わせ、評価額を算出。
▪️ 評価額とともに現地の状況等を事細かにレポートアウト。
裁判所の執行補助査定人
強制執行時、現地にある動産の査定人業務も行っております。
ブランド品、貴金属、美術品等、あらゆる動産の査定を承っております。
✔︎ 依頼者:執行官
✔︎ 業務内容:動産執行時の査定人
▪️執行当日、査定人として対象物を現地確認、査定額を提出
▪️ 現地には、貴金属、ブランド品、絵画等の換価価値の高い物が多数あった
▪️ 無価値物、有価物の仕分け、及びリスティングを行う
▪️ 評価額を基に、有価物は後日競売にかけられる事となる。